・遺言書や養子縁組の効力の争いについては他の事務所より経験が多いです。

・遺産分割調停は他の士業では対応できない弁護士の独占業務です。弁護士の中でも裁判官としてのキャリアを持っている代表の木野さんに相談することで、安心して相続業務を任せることができます。

・法律事務所キノール東京ではセカンドピニオンの相談も受け付けています。木野さんは裁判官時代に様々なタイプの弁護士による訴訟・調停などの法廷活動を見てきた経験から、他の弁護士の考え方を俯瞰的に判断することができます。お客様の中に「今、頼んでいる弁護士で大丈夫だろうか」と1人で抱え込んで悩んでいる方がいたら、セカンドオピニオンという形で是非気軽にご相談ください。


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遺言書の用意が必要な人について

木野さんは司法試験勉強中、アルバイトをしていた法律事務所の弁護士から「若いうちに裁判官を経験した方が良いよ」と聞き、裁判官を目指すようになりました。司法試験合格後、実際の裁判官の仕事や先輩たちの活躍を見た時に、さらに裁判官の仕事に魅力を感じ進路を決めました。

その後、１３年間ほど裁判所に勤務し、刑事事件ではオウム真理教やゼネコン汚職や空港経由の薬物密輸事件など、民事事件では労働事件を中心とした一般民事事件全般のほか、簡易裁判所や家庭裁判所における様々な事件も担当しました。世の中で起こりうる様々な紛争類型を一通り経験し、今後は民事事件を中心に自分に向いている案件を選んで携わりたいと考え、弁護士に転身しました。

退官後に弁護士としての実務経験を積む中で、世の中には相続問題を抱えている方が増えていることを知り、そういう方々の役に立ちたいという気持ちから、独立を機に相続専門の弁護士に舵を切りました。

相続は他の紛争案件と違い、何らリスクのある行為に関わらなくても、ただ普通に生きているだけで誰にでも起こりうることです。お客様の中には、どうして自分が争いに巻き込まれるのか分からず、心が傷ついてしまう方がいます。

相続はお金の問題だけでなく自分と血のつながった家族と揉めることになるので、子どもの頃の家族との幸せな思い出や自分のアイデンティティそのものが否定される感覚になってしまうことがあるのです。

法律事務所キノール東京では、相続案件に巻き込まれて心が折れそうになっているお客様が前向きになってもらえるようなサポートを心がけています。
相続で揉めている時、お客様の「解決したいという気持ち」が１番大切になります。当事者に「自分の問題なのだから自分で解決しようという意思」がなければ、外部からのサポートがいくらあったとしても解決にはつながりません。弁護士や裁判所にできることは限られていて、法律で取り決められた範囲でしか動けないのです。

法律事務所キノール東京では、悩んでいるお客様のこうした気持ちを引き出し、本来の自分を取り戻せるような形でサポートしていきます。

お客様のお悩みを実際に伺うにあたり、特に事前に準備していただくものはありません。強いて言えば、面談の前に家族関係図やお話のポイントをメモにまとめていただくとスムースですし、財産の内容や関係者とのやり取りが分かるものがあれば、スマートフォンの画像でも結構ですのでお持ちくださるとわかりやすいです。

何か相続に関する問題が発生したり発生しそうなのであれば、早めに弁護士に相談してください。書類にハンコを押してしまったり、自分の意見を関係者に伝えてしまったけれど後悔しているという方も多くいらっしゃいます。

もちろんそういう方でも完全に手遅れとは限らないのですが、相続で「何かおかしい」「不本意だ」という気持ちが湧いた場合には、その場で返事をしたり書いたりするのではなく、「持ち帰って考えます」と伝えて、まずは専門家に相談するのがよいでしょう。