古家さんは大学を卒業してから商社に勤務していました。30歳を超えバブルが崩壊した時に、「このままではいけない」と考え、不動産鑑定士の試験に挑戦して一発合格を果たし、キャリアチェンジしました。
不動産鑑定士は各事務所が温泉や田や畑、ビルの評価等、得意分野を持って仕事をしていますが、株式会社ファースト不動産鑑定は事故物件を扱うことが多く、同業者からも依頼があります。不動産鑑定士は専門性が高い仕事で、医者に似ている職業だと言われます。医師にも専門分野があるように、不動産鑑定士も同じく専門分野があり、その知識を持って業務に携わっています。


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負債物件はどうすればいいの？

登記簿と税金を納めるための固定資産税の納付書があれば、不動産評価の見積もりが可能です。また、相談の際に不動産の利用形態をお伝えください。例えば、お持ちの不動産が、更地、ご自身の住宅、マンション、戸建て、山林などの物件の詳細を分かるようにしてください。
不動産業者の査定で十分だとお考えの不動産オーナーがいますが、財産のうち不動産が大きい方は、不動産鑑定士に不動産を評価依頼したほうが結果、得です。不動産鑑定士は責任持って、税務署や役所に出しても良い評価書を作成します。また不動産鑑定士にどうして不動産評価が必要なのか、理由をお伝えすると相談がスムーズになり、不動産鑑定士からの提案の幅も広がります。