池田さんが税理士になった大きなきっかけは、税理士だったお父様の影響です。池田さんは大学卒業後、三井不動産に勤め、ビル・マンション・再開発・経理と様々な部門を経験されました。しかし、元来人とのコミュニケーションが好きで、人の悩みを解決に導くコンサルティング業務が池田さんの税理士としての”ベスト“の仕事と考えていました。
そこで、池田さんは前職の不動産の知識を活かして、資産税（相続・贈与・譲渡所得）に特化した事務所を始めました。コンサルティングをする際に、池田さんは「私だったらどうするか」を一番に考えます。自分の知識と経験をお客様の状況と悩みに照らし合わせて、「最善の策を一緒に導き出す」ことを大切にされています。相続コンサルティングは、お客様の家族関係や財産などプライベートに深く関わるため、お客様との信頼関係が最優先されます。担当した方の生前対策や相続税申告が完了して「先生に出会ってよかった」という言葉を聞くことが「やりがい」であり、この仕事が“天職”だと感じているそうです。


よろしければ、下記専門家インタビュー記事もご参照ください。

人生経験を重視した税理士の選び方

「あおぞら資産相談室（池田達彦税理士事務所）」には相続税申告、“贈与・家族信託”といった生前対策のご相談が多くあります。
亡くなってからできる相続対策は限られているので、早めの生前対策をお勧めしています。特に、認知症対策の決め手となる“家族信託”に注力されています。“家族信託”においては、子が親の変化に早く気がつくことが大切です。認知症になってしまうと“家族信託”を組成することは出来ず、様々な問題がある法定後見制度を使わざるを得ません。特に不動産は、①“共有”にすると問題の先送りとなることが多い、②不動産の承継には検討すべき問題（人・物・金）が全て関わるため、早めに相続対策をお進めください。