今回は、久保順子税理士事務所代表の久保順子さんに「女性に寄り添う相続専門税理士が教える、相続発生前にできること」について聞いてみました。

ここだけの特別なインタビューですので、ぜひご覧下さい！

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聞き手：こんにちは、よろしくお願いいたします。
まず、久保先生の事務所はどのような方からの相談が多いのでしょうか？

久保さん：武蔵小杉に事務所があるので、都内や神奈川県の両方からお客様に来ていただいています。
現在は相続発生後に事務所を訪れるお客様が多いですが、税理士顧問として相続発生前から相談することもできます。
特に私が女性ということもあって、女性が相談にいらっしゃるケースが多いです。今後は女性に特化した生前対策を広げていきたいと考えています。

聞き手：どのような生前対策ができるのでしょうか？

久保さん：親御さんの年齢や状況によってできることと、できないことがあると思いますが、その辺りを見極めながら、相続人になられるご予定のお子様たちのニーズを聞いて、できることを探していきます。
生前贈与や生命保険、老朽化した不動産の建替えなどシミュレーションを通して必要な対策をしていきます。

聞き手：なるほど。シミュレーションができるのは良いですね。

久保さん：一時的に税金を安くするのではなく、長期的な視点で遺産分割や対策をみていきます。
例えば、旦那様が亡くなり、次に奥様が亡くなると、最終的に子供に遺産が相続されます。どういった分割がご家庭に合ってるのかをアドバイスしていくことができます。

聞き手：例えばどんなケースがあるのでしょうか？

久保さん：1次相続が終わったお客様の2次相続のご依頼の際にヒアリングすると、1次相続に比べて2次相続の税金が必要以上に多額になっていることもあります。
残された奥様が今後も安心して暮らせるような相続対策が行えるよう気を付けています。

聞き手：女性だからこそ女性税理士に相談しやすいですよね。

久保さん：旦那様が亡くなってしまっても、奥様の人生は続きます。財産を確保しながら相続をした方が良いですね。
相続は税金だけではない部分、つまり奥様の生活を確保する分岐点になるので生命保険や生前対策などセットで考えるようにとお伝えしています。
連携先もあるので、当事務所に来ていただければどんな内容でもお話しできると思います！

聞き手：相続を始める方にメッセージはありますか？

久保さん：税理士法人に勤務していた際に、相続税の税務調査を数多く経験しているので、申告が終わった後のフォローもしっかりしています。
相続が発生する前には、相続税がかかるのかどうか不安な場合でも気軽にご相談していただきたいです。税理士の役割はもちろんライフワークをサポートするコンサルタントとして相談してください！

聞き手：本日はありがとうございました！



はじめての相続編集部
情報提供と専門家マッチングで円滑な相続税の手続きをサポートすることをミッションに掲げた、マッチングWebメディア「はじめての相続」の編集部です。
出版社が運営していることが強みで、「利用者目線」と「わかりやすさ」を心掛けて相続に関する記事を発信しております。
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