今回は、司法書士法人ミラシア（行政書士法人ミラシア　株式会社ミラシアコンサルティング）代表者　元木　翼さんにお話を聞いていきました。 「はじめての相続」だけの特別なインタビューです！

ぜひご覧ください！

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聞き手：認知症対策に事務所へお越しになるお客様はどのような方が多いのでしょうか？

元木さん：　親が70代後半から80代になる方やそのお子様が多いですね。
特にお子様の相談が多く、親が亡くなった時や認知症になった時のリスクを感じています。相続ができないと財産が引き継げず、不動産が売れなければ親自身の今後のライフプランにも影響が出てきますし、子供にも迷惑をかけてしまう可能性があると不安になる方が相談にいらっしゃいます。

聞き手：認知症対策にはどういった対策をおすすめしているのでしょうか？

元木さん：　認知症対策としては、財産によって対策が異なります。
私が12月に出版した本『親の財産を凍結から守る 認知症対策ガイドブック 』では、家族信託や後見人などの制度を説明するだけでなく、現金や自宅、アパート、株式、保険など財産別に対策を紹介しています。
当社では何の財産を持っているのか、家族関係、親の今後のライフプランを伺い、総合的に考慮して最適な認知症対策の提案をしています。オーソドックスな対策は、家族信託や任意後見です。

聞き手：家族信託でメリットがある方はどういう人ですか？

元木さん：　家族信託の利用に適しているのは、信頼できるお子様がいる方です。
特に裁判所や専門家を頼らず、家族だけで財産管理を行いたいと思っている方に向いています。費用面でもお得で、家族信託は初期費用だけで済むケースが多いです。
初めに費用を払った後は、ご家族だけで家族信託を進めていくことができます。また比較的信託は自由に財産管理ができるので、柔軟性を持って財産管理していきたい方におすすめです。

聞き手：もし自分に信頼できる子供がいない場合はどのような相続になりますか？

元木さん：　子供や家族に財産を預けることが難しいのであれば第三者に預けることを検討してください。任意後見制度の利用がおすすめです。第三者とは具体的に言うと弁護士とか司法書士などの法律の専門家が一般的です。
当社では、生前対策のメディアを運営しています。弊社の経験豊富な専門家が書いているので、相談前に少しでも知識をつけたい方や、お困りの方はよかったらこちらをご覧ください。
ミラシアタイムズ

聞き手：最後に今後生前対策や相続対策を始められる方にメッセージはありますか？

元木さん：　一般の方は士業への相談に対して敷居が高いと思いますが、初回の相談は無料ですのでお気軽に相談をください。スタッフ全員が丁寧に対応するように心がけています。相談しておしまいではなく、出口が見えるようなご提案をさせていただきます。

聞き手：本日はありがとうございました！



はじめての相続編集部
情報提供と専門家マッチングで円滑な相続税の手続きをサポートすることをミッションに掲げた、マッチングWebメディア「はじめての相続」の編集部です。
出版社が運営していることが強みで、「利用者目線」と「わかりやすさ」を心掛けて相続に関する記事を発信しております。
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